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ConoHa WING の料金。WINGパックは途中で解約できません

ConoHa WING には長期割引の WINGパックと従量制の通常料金があります。WINGパックは36か月で月649円になる代わりに一括前払いで途中解約ができません。2つの料金タイプの違いと、9種類の作り方の中での位置を整理します。

ConoHa WING の料金。WINGパックは途中で解約できません(記事のアイキャッチ)

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ConoHa WING は、サーバーを借りて自分で WordPress を動かすときの選択肢のひとつです。GMO インターネットグループが提供しています。

この記事では、公式の料金ページに書かれている条件に加えて、表示されている金額がどういう条件で成り立つのかエラツクが9種類の構築方法を同じ物差しで採点した結果を出します。ConoHa WING は料金の仕組みが2つあり、どちらを選ぶかで解約のしかたまで変わります。

金額は、2026年8月6日時点のものです。料金は、改定されることがあるため、契約の前に公式のサイトをご確認ください。

料金のタイプが2つある。先にどちらかを決める

公式ページには「長期契約割引『WINGパック』と従量制『通常料金』の2つの料金タイプを用意」と書かれています。この2つは、月額だけでなく契約の性格が違います。

WINGパック通常料金
支払い契約期間分の一括前払い従量制
最低利用期間契約期間なし
途中解約できませんできます
独自ドメイン無料特典最大2つ記載なし
初期費用無料無料

よくある質問には、途中解約について次のように書かれています。

「通常料金は最低利用期間なしで利用できますが、WINGパックは契約期間分を一括前払いする仕組みで、契約期間中の途中解約はできません」

「解約すると返金されない」ではなく、「解約を承れない」と書かれています。 36か月を選ぶ場合、3年間その契約が続く前提になります。

通常料金は、「初期費用・最低利用期間なしで利用でき、月額料金に満たない場合は時間単位の料金が適用されます」と説明されています。短く試したいならこの仕組みがあること自体が選択肢になります。 ただし、通常料金の具体的な金額は、エラツクが確認した範囲のページに書かれていませんでした。

WINGパックの料金

36か月契約の場合です。2026年8月24日16:00までに新規申し込みした場合のキャンペーン料金だと注記されています。

プラン月額SSD 容量メモリvCPU
ベーシック649円500GB8GB6コア
スタンダード1,925円600GB12GB8コア
プレミアム3,850円700GB16GB10コア

ベーシックは、「通常料金より55%OFF」、スタンダードとプレミアムは、「27%OFF」と表示されています。初期費用は、どのプランも無料です。

キャンペーンが終わったあとの金額は、このページに書かれていません。 エラツクの3年の試算にこの金額を使わないのは公式ページが「この価格が3年続く」と言っていないためです。

メモリと vCPU の数を出しているサーバーは、多くありません。ただし「メモリ・vCPU コア数は目安値です。共用サーバーの混雑度が低い場合、最大値までご利用いただけます」と注記されており、常にこの値が使えるという意味ではありません。

独自ドメインは最大2つが無料で、「契約中は更新料金もかかりません」と書かれています。人気の20種類から選べ、2つ目は .online / .space / .website / .tech / .site / .fun / .tokyo / .shop の8種類からです。

速さの表示には、比べた条件が書かれている

ConoHa WING は、「サーバー処理速度 No.1」と表示しています。この種の表示は、比べた条件が書かれていないことが多いのですが、ここには計測方法が明記されています。

「処理速度の計測は2026年5月に自社で実施。日本国内シェア90%以上を占めるレンタルサーバーサービスのうち上位10サービスを対象とし、各サービスの最下位プランについて h2load および Apache Bench で5回計測した平均値を比較」

読み取れることは3つです。

  • 比べたのは各社の最下位プラン同士です。上位プラン同士で同じ結果になるとは書かれていません
  • 対象は上位10サービスで、すべてのレンタルサーバーではありません
  • 自社による計測です

条件が書かれていること自体は、確かめられるという意味で評価できる点です。書かれていない数字より書かれている数字のほうが判断に使えます。

稼働率についても「サーバーへのアクセスが完全に不能となった状態を障害と定義した場合の、2024年3月1日から2025年3月31日までの実績値」として99.99%以上と説明されており、定義と期間が示されています。

標準で付いてくるもの

料金ページとよくある質問から追加費用なしで使えると書かれているものです。

  • 自動バックアップ。 全プラン標準で、Web サイト・メール・データベースを1日1回、過去14日分を保存し、復元も無料です
  • メールアドレス。 契約中の独自ドメインで追加料金なしに無制限に作成できます。SPF・DKIM に対応し、DMARC 設定も使えます
  • 独自 SSL。 無料と書かれています
  • 他社からの移行ツール。 「WordPress かんたん移行」で他社サーバーから WordPress の管理画面の ID とパスワードだけで移行できると書かれています
  • 電話・メールサポート。 全プランにあると表示されています

移行ツールが用意されているのは乗り換えを考えている場合に効いてきます。 ただし、用意されているのは入ってくる側だけです。出ていくときは WordPress 本体のエクスポート機能を使う形になります。

WordPress という構築方法が9種類の中でどこに位置するか

エラツクは、WordPress から制作会社への依頼まで9種類の構築方法を同じ5段階で採点しています。サーバー各社ではなく**「レンタルサーバーで WordPress を動かす」という構築方法**に対する評価です。

評価する軸5段階
機能の拡張・外部連携5
公開後の更新のしやすさ4
デザインの自由度4
ネット販売への対応3
保守の手間の少なさ2

サーバーが速くても保守の重さは変わりません。 WordPress 本体・テーマ・プラグインの更新は自分の側に残ります。自動バックアップがあることは、更新で壊れたときに戻せるという意味で、この重さを部分的に埋めます。判断の詳細は構築方法の比較にあります。

できることとできないこと

機能対応
ブログ・お知らせ標準機能
問い合わせフォームプラグインで追加
商品の販売・決済プラグインで追加
予約受付プラグインで追加
会員機能プラグインで追加
多言語対応プラグインで追加

必要な機能が決まっていて、更新の手間を持ちたくないならノーコードツールの比較と見比べてください。

契約してから戻せるか

  • WINGパックは、途中解約できません。 契約期間分を一括前払いし、期間中の解約を承れないと明記されています
  • 通常料金なら最低利用期間がありません。 短く試したいならこちらになります
  • 無料お試しの記載がありません。 エラツクが確認した範囲の料金ページに無料で試せる期間の記載は、ありませんでした
  • 作ったサイトは、持ち出せます。 WordPress 自体にエクスポート機能があり、どのサーバーで動かしていても同じです

持ち出しやすさの構築方法ごとの違いはサイトの乗り換えでデータを持ち出せるかにまとめています。

こういう場合に向く

  • 3年続ける前提で初期にまとめて払える場合。 WINGパックの36か月が最も安く、独自ドメインも2つ無料になります
  • 独自ドメインの費用を抑えたい場合。 契約中は、更新料もかからないと書かれています
  • バックアップを自分で用意したくない場合。 全プランに1日1回・14日分の自動バックアップが無料で付きます
  • 他社から乗り換える場合。 ID とパスワードだけで移行できるツールが用意されています
ConoHa WINGを検討する料金と条件は、改定されることがあります。申し込む前に公式サイトでご確認ください。ConoHa WINGの公式サイトを見る

別のサービスも検討したほうがよい条件

  • 途中でやめる可能性がある場合。 WINGパックは、途中解約を承れないと明記されています。通常料金を選ぶか、レンタルサーバーの比較でほかの会社の条件を確かめてください
  • 契約前に管理画面を触ってみたい場合。 無料お試しの記載がありません。10日間や30日間の無料お試しを用意している会社があります
  • キャンペーンの終了後も同じ金額で続けたい場合。 期間後の金額は、ページに書かれていません
  • サーバーとソフトウェアの更新を自分でやりたくない場合。 これは、会社ではなく構築方法の問題です。保守の手間の少なさは、5段階の2です

判断のしかた

同じ条件で7社を並べたものは、レンタルサーバーの比較にあります。月額だけでなく、一括前払いかどうか、途中で解約できるかまで含めて比べてください。 同じ「月◯円」でもやめられるかどうかが違います。

3年間でいくらになるかは料金シミュレーションで試算できます。独自ドメインの費用を含めた総額を確かめられます。

そもそも WordPress で作るのが合うかどうかは、更新体制と必要な機能で変わります。無料の診断は、9つの質問からこれをまとめて採点し、WordPress を含む9種類の構築方法を上の5軸で並べます。順位は、回答と各社の公開情報だけから決めており、紹介料の有無は、影響しません。

次に確かめることレンタルサーバーの比較では、7社のプランを月額・容量・契約期間の条件まで含めて並べています。