独自ドメインは、example.com のように自分で決めた文字列で持つサイトの住所です。サービスから借りたサブドメインと違い、使うサービスを変えても同じ住所を使い続けられます。

この記事の金額は、さくらインターネットのドメイン価格一覧から2026年8月2日に取得したものです。同ページに「表示価格は全て税込みです」と記載があるため、以下の金額はすべて税込みです。料金は改定されるため、申し込みの前に最新のページをご確認ください。

ドメイン代は、どの作り方を選んでもかかります

サービスの月額だけを並べると、無料プランのあるサービスや自分で置く静的サイトは費用がかからないように見えます。ただし事業用のサイトとして独自ドメインで公開する以上、ドメイン代は作り方に関係なく毎年かかります。

エラツクの料金シミュレーションは、この考え方でドメイン代を全ての作り方に共通で乗せて計算しています。サービスの月額を含めた費用の全体像はホームページの費用にまとめています。

毎年いくらかかるかは登録サービスの公式ページでご確認ください。登録サービスは複数あり、価格は事業者によって違います。

種類ごとの年額

さくらインターネットのドメイン価格一覧では、個人・法人のどちらでも取得できるドメインの年額が次のように記載されています(ドメイン価格一覧、2026年8月2日時点、税込み)。

ドメイン年額ページの説明
.com3,220円/年世界登録数No.1 人気の定番ドメイン
.jp3,982円/年日本を表す 定番ドメイン
.net3,182円/年ネットワークを表す 人気のドメイン

同じページには .org・.biz・.info など他の種類も並んでいます。金額は種類によって変わるので、候補が決まったら価格一覧で確認してください。

法人向けの .co.jp

日本の企業・団体向けのドメインとして .co.jp があり、同じページに「11,000円」と記載されています(ドメイン価格一覧)。

この金額には注意点があります。同じページの .tv には「11,000円/年」と期間が付いているのに対し、.co.jp には「/年」が付いていません。年額かどうかを断定できないため、エラツクの料金シミュレーションでは .co.jp を試算に使っていません。料金ページに期間の記載がないため、年額かどうかは公式ページでご確認ください。

なお .co.jp については、同ページに「.co.jpドメインは会社設立6ヶ月前から仮登録できます」と案内されています。

.com と .jp はどちらを選ぶか

どちらでもサイトは問題なく公開できます。判断は次の点で分かれます。

  • 誰に読ませるサイトか。国内の顧客だけを相手にするなら、日本を表す .jp が伝わりやすい選択肢になります。海外からの閲覧や取引を想定するなら .com が候補に上がります
  • 使いたい文字列が空いているか。登録数の多い .com は、短い一般的な単語ほど埋まっている可能性が高くなります
  • 年額をどう見るか。上の表のとおり、さくらインターネットでは .jp のほうが .com より高い金額で記載されています。年ごとの差は小さくても、サイトは何年も続きます

「どちらが検索で有利か」を理由に選ぶ必要はありません。決められないときは、実際に使いたい文字列で両方の空き状況を調べ、空いているほうから絞ってください。ドメインの種類を切り替えたときに総額がどう動くかは料金シミュレーションで確かめられます。

取る前に、使うサービスが独自ドメインに対応しているか確かめる

ドメインを取っても、公開に使うサービスのプランが独自ドメインを受け付けないと、その住所でサイトを見せられません。これは無料プランで起こります。

  • STUDIO の Free プランは、独自ドメインの接続・公開が Mini 以上の機能として記載されており、Free の欄にはありません(料金プラン
  • ジンドゥーの Free プランは ○○○.jimdosite.com のサブドメインでの公開です(プラン

どのサービスのどのプランが独自ドメインに対応しているかはノーコードツールの比較に、プランごとの表として出しています。ドメインを申し込む前に、使う予定のプランを先に確認してください。

取得の手順は4つ

登録サービスによって画面は違いますが、流れは共通しています。

  1. 使いたい文字列とドメインの種類を決める
  2. 登録サービスの検索窓で、その組み合わせが空いているか調べる
  3. 空いていれば申し込み、支払いを済ませる
  4. 取ったドメインを、サイトを公開するサービス側と結びつける設定をする

つまずきやすいのは4番です。ドメインを取っただけではサイトは表示されず、ドメイン側と公開先のサービス側の両方に設定が要ります。設定の手順は使うサービスごとに違うので、契約したサービスのマニュアルを見てください。設定を変えてから反映されるまでに時間がかかることもあります。

登録サービスを選ぶときは、価格のほかに次を見ておくと後で困りにくくなります。

  • 使いたい種類のドメインを扱っているか
  • 支払い方法と、更新の時期をどう知らせてくれるか
  • 自動更新にできるか
  • 登録者情報の扱いがどうなっているか

サーバーに付いてくる無料ドメインは、条件を先に読む

レンタルサーバーの契約に独自ドメインが付いてくるものがあります。ドメイン代が別にかからない分、総額は下がります。

ただし無料になる条件は事業者ごとに決められています。対象のプラン、必要な契約期間、無料になる個数、そしてサーバーを解約したあとそのドメインがどうなるかを、契約の前に公式ページで確認してください。エラツクでは各社の無料ドメインの条件を確認していないため、ここで一般化した説明はしません。

サービスを乗り換えても、URL は変えずに済む

独自ドメインは他の登録サービスへ移すことができます。さくらインターネットのドメインのページにも「独自ドメインの管理を他社からさくらに変更できます」という案内があります(ドメイン価格一覧)。

これはサイトの作り方を変えるときに効いてきます。サービスから借りたサブドメインで公開していると、乗り換えのたびに URL が変わり、名刺やチラシに載せた住所も、他のサイトから張られたリンクも使えなくなります。独自ドメインなら、公開先を変えても住所はそのまま持ち越せます。

作り方をまだ決めていない段階でも、ドメインだけ先に取っておく選び方はこの点で成り立ちます。

ただし乗り換えで持ち越せるのは住所だけで、中身を持ち出せるかどうかは作り方によって分かれます。書き出す機能の有無はホームページを他のサービスへ移せるかで整理しています。

まとめ

  • ドメイン代は作り方に関係なく毎年かかります。サービスの月額だけで比べると見落とします
  • さくらインターネットの価格一覧では .com が3,220円/年、.jp が3,982円/年、.net が3,182円/年と記載されています(ドメイン価格一覧
  • .co.jp は同じページに11,000円と記載がありますが、期間の記載がありません
  • 無料プランでは独自ドメインで公開できないことがあります。取る前にプランを確認してください
  • 取ったあとは、ドメイン側と公開先の両方に設定が要ります

ドメインの種類を変えたときに総額がどう動くかは料金シミュレーションで試算できます。まだ作り方が決まっていない場合は作り方の比較から見てください。